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adenoidface お子さんのお口ポカンは治せます

お子さんのお口ポカンは治せます

お子さんに多い「お口ポカン」は、いつも口が開いた状態で口呼吸になります。口腔内が乾燥するため、歯肉炎や虫歯などを引き起こす可能性があり、健康にさまざまな悪影響が及びます。調布市のフルセン歯科は、お口ポカンをトレーニングや生活習慣改善で治す歯医者です。近隣の小中学校でもお口ポカンの悪影響について詳しく説明しています。

「お口ポカン」は口が閉じられないため、外気に触れる歯が変色したり、口周りの筋肉がゆるみ、唇が分厚くなったり、口腔内が乾燥し、唇がひび割れしやすくなります。唾液の分泌が少なくなるので、歯肉炎や虫歯を引き起こし、咬み合わせや歯並びなどにも影響します。お口ポカンを治すには、お口を閉じることと鼻呼吸をすることが大切です。

アデノイド顔貌(がんぼう)

アデノイド顔貌(がんぼう)

鼻呼吸ができず口呼吸になっているケースとして挙げられる顔立ちとしてアデノイド顔貌があります。アデノイド顔貌(がんぼう)、喉と鼻の奥にあるアデノイドというリンパ組織(咽頭扁桃)が肥大し、顔がたるんだりゆるんだりした顔のことを指します。そのような顔立ちになるのは口呼吸が原因とされています。また、アデノイドが肥大していなくても常に口呼吸をしている人も顔の筋肉の働きの習慣によって似たような顔立ちになるため、アデノイド顔貌と呼ばれます。

面長で上顎と下顎の横幅が狭いV字型、上の前歯が出っ張り、歯並びが悪い、上下の前歯の咬み合わせ部分が少ない、唇が分厚くめくれ、常に乾燥して荒れている、鼻が小さく狭く、鼻翼が平らで鼻孔が小さい、上顎より下顎が後ろにあるなどが特徴です。

MFT(口腔筋機能療法)で口周りの筋肉のバランスを整える

MFT(口腔筋機能療法)で口周りの筋肉のバランスを整える

口周りの筋肉がきちんと機能しないと、歯並びや咬み合わせ、顎の骨の発達が悪くなり、顔の形にまで影響を及ぼすこともあります。MFT(口腔筋機能療法)は、口周りの筋肉を正常に機能させる訓練です。口周りの筋肉とは、食事や会話のときに使う筋肉を指し具体的には唇や舌、咬む筋肉、頬の筋肉、喉の筋肉などになります。

MFTでは、舌や唇、頬などの口周りの筋肉を調整し、舌や唇を正しい位置に保てるように習慣づけを行います。MFTを行うことにより、より上手に咬んだり飲み込んだり、正しい発音や鼻呼吸をしやすくなります。

口周りの筋肉バランスが悪くなる原因

口周りの筋肉バランスが悪くなる原因

口周りの筋肉に悪影響を及ぼす生活習慣として挙げられるものに、お子さんの指しゃぶりや爪・唇を咬む、または舌を突き出すクセ、口呼吸、軟らかい食べ物などがあります。また、鼻炎やアレルギーなどで口呼吸の状態が続くと、顎の位置が下がりやすく、舌が正しい位置に置かれにくくなくなるため、歯並びや顎の成長を妨げる傾向があります。また、軟らかい食べ物ばかり食べ続けると、口周りの筋肉機能が低下する傾向がみられます

このほか、先天的な原因もあります。たとえば、、下顎が前に突き出た受け口は骨格の遺伝性が強く、口周りの筋肉が正常に働きにくくなります。また、舌の裏側のスジが短い舌小帯(ぜつしょうたい)の異常は、舌ったらずで舌の運動が制限され、正常な歯並びや顎の成長が阻害されやすくなります。舌が肥大している巨舌症も、口周りの筋肉バランスが崩れやすくなる原因の1つです。

お口ポカンを治す4つのトレーニング

「お口ポカン」は、適切なトレーニングをすれば改善できます。まずは、口周りの筋肉を鍛えることと、そして、舌のクセを治すことから始めましょう。

スポットポジション

スポットポジション

「スポット」とは舌先の正しい位置のことを言います。正常な位置は、上顎の前歯の手前にあるふくらみのすぐ後ろあたりです。普段、口を動かしていない安静時や、飲み込んだりするときに、お口の中で舌が触る場所を意識するようにします。トレーニング方法は、まず、割りばしなどでスポットにゆっくり3秒間触れた後、舌の先で同じ場所をゆっくり3秒間触れます。このときに舌を丸めず、尖らせることがポイントです。このトレーニングの一連の動作を5回繰り返します。

ポッピング

ポッピング

舌を上に持ち上げることで、筋肉を鍛えるトレーニングです。舌全体を上顎にしっかりくっつけて、口を大きく開け、舌の裏側のスジ(舌小帯)をできるだけ伸ばすようにします。このとき、舌先をスポットに当て、舌が上の歯の内側にあるようにし、舌の前方から後方まで上顎にぴったりくっつけ、舌全体を左右対称にくっつけることがポイントです。口を開けるときは、下顎をまっすぐ下に開くようにします。

ポスチャー

日常的に舌を上顎についた状態にするためのトレーニングです。ストローを上の犬歯の後ろに置いたまま、歯を咬み合わせます。唇を軽く閉じ、舌を上顎に吸いつけるようにします。ポイントは舌先をスポットに置くことです。この状態で5分間口をきかず、読書やTV視聴、スマホ操作など普段通りに過ごします。

いーうーもー体操
  • いーうーもー体操
  • いーうーもー体操
  • いーうーもー体操

口周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。人差し指と中指でこめかみを軽く押さえ、「いー」と言いながら前歯を見せます。次に唇をすぼめ、思い切り前に突き出して「うー」、最後は唇を内側に入れ、「もー」と言いながら、鼻の下を伸ばして鼻の下の筋肉を鍛えます。これら3つの動作を5~8回(20~30秒程度)繰り返して1セットとし、1日2セット行うと効果的です。

食生活の改善が顎の成長を促します

食生活の改善が顎の成長を促します

お子さんにお口ポカンなどの問題が多く見られるようになったのは、欧米化した食事が原因のひとつです。ハンバーグやオムライスなどの洋食はお子さんに人気の献立ですが、1回の食事で咬む回数はおよそ500回。一方、伝統的な和食の咬む回数はおよそ1,500回と3倍です。

洋食中心になったことで、咬む回数が1/3に減り、お子さんのお口周りや顎の成長を妨げています。また、スーパーやコンビニで売られているお惣菜も、最近は高齢者向けに柔らかい食べ物が増えており、ますます咬む回数が減ってしまいます。正常な顎の成長には負荷をかけることが必要であり、咬む力が不可欠です。

食生活の改善が顎の成長を促します

咬む力で適切に負荷がかかれば、自然にしっかりした顎に成長していきます。正しい顎の成長は鼻の通り道を作り、心肺機能を育てます。口周りが成長することで顔や首の骨格が育ち、脳から首の器官を通して成長ホルモンが分泌され、全身機能の発達や骨格の成長につながります。身体が大きく成長することにより、内臓の位置が正常になり、機能性も高まりますり。お子さんが健全に成長するには、お口周りの発達がカギになるのです。

気になる歯並びを矯正する方法

プレオルソ

プレオルソ

取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。歯並びだけでなく、咬み合わせやお口ポカンの改善、口呼吸から鼻呼吸への改善や舌のトレーニングによる正しい飲みこみや発音など、お子様を健康な体へ導くために最適な装置です。

床矯正

床矯正

顎を拡大する取り外し式装置です。顎が小さく細くなっている状態を顎の成長に合わせ、広げて歯が並ぶスペースを作ることを目的としています。顎の骨が硬くならないうちに、装置を1日に一定の時間付けることでお子さんの顎の骨の成長に合わせて歯並びを良くしていきます。